春
オオアカゲラ(大赤啄木鳥)
サクラ
サクラ前線も関東の南まで来たのか、県内でもサクラの便りが聞かれる。那須では抜けるような青さの上空を見ると、サクラの枝先に雪がつもっていて「雪見桜」のような景色が見られました。
光冠(こうかん)
那須連峰にに太陽が沈む直前に、太陽の周囲を幾重にも光の屈折現象が見られ、以前にも掲載をしたが、また違った太陽が見られた「日の光冠」という現象が見られた。※気象現象は「光冠」を検索すると専門的な説明あり。
サクラ前線も関東の南まで来たのか、県内でもサクラの便りが聞かれる。那須では抜けるような青さの上空を見ると、サクラの枝先に雪がつもっていて「雪見桜」のような景色が見られました。
那須連峰にに太陽が沈む直前に、太陽の周囲を幾重にも光の屈折現象が見られ、以前にも掲載をしたが、また違った太陽が見られた「日の光冠」という現象が見られた。※気象現象は「光冠」を検索すると専門的な説明あり。
4日に東京で桜が満開のニュース伝えられてきましたが、那須で春の花々がやっと咲き始めました。冬枯の雑木林にも木々の小枝の先の蕾に赤み出てきました。間もなく「山笑う」ですよ。
なごり雪が消えたカタクリの群生地の一角で恥じらうように咲く、紫紅色で気品のある一輪のカタクリの花(花言葉は初恋)。
カタクリの由来は万葉時代の大伴家持(717~785年)が、「もののふの おとめらが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花」と歌っている。春が来て躍動する季節、可憐な少女たちを想わせて、下向きに咲く古名カタカゴ。春を告げる花として野山に生息していたのだろう。
夜中ボタン雪がシンシンと降り積もったが、春の日差しは強く陽が昇るといっきに解けだし、雑木林の木立ちの日蔭部分がかろうじて解けずに残っていた。
今月は3月1日と31日に満月が2回廻ってきて見られました。川崎では見られなかったブルームーンが、またみられるとは思いもよりませんでした。以前とはまた違った味わいがあります。自画自賛かな…。
春の兆しを感じる今日この頃。朝晩の冷え込みはまだ厳しい。地表面には長さが約10cm以上はある、霜柱が急斜面を覆い尽くし絨毯の上を歩いているような感触でした。(後方は那須連山)。
四季の中で、冬の空は空気が澄みきって雑木林から眺める星座は素晴らしい。北極星を挟んでカシオペア、北斗七星が輝き、肉眼では見えない星までもがカメラに写し込まれている。左の雑木林の左端中央付近に北極星が見えます。
アメリカ民謡に堀内敬三が詩をつけた「冬の星座」という歌がある。♪木枯らしとだえて さゆる空より…で始まり、小学校の音楽室で声を揃えて歌ったころを思い出す。
そして五歳ぐらいの時、父親におんぶされて帰宅途中に、空を見上げると満天の星が降り注いで怖くなり、必死に背中にしがみ付いた記憶がよみがえった。
葉が落ちた木々の後方に、雲の合間からまたたく間に鮮やかなピンク色に変わって広がり始めた。同時に気温が下がり冷気が顔を撫でていった。
午前6時ごろ周辺は薄暗く、家々に灯がともり始めた早朝。北の空に広がる雲に日が差し込み陽だまりが出来た。この朝、気温は氷点下5度でした。
冬の一日の日差し時間は短い。午後4時過ぎると太陽が那須連山に傾き一気に沈む。山々がピンク色に染まり、里山にはとばりが落ちて落日燃ゆる。
都会では味わえなかった、春夏秋冬季節の移り変わりを「五感」(視・聴・嗅(きゅう)・味・触)で身体で感じる事ができた。素晴らしい那須の様子を写真で表現して、多少でも読者の方々の癒しとして届けられればと思っています。テーマはスタートの「春隣(はるどなり)」から、「夏隣」「秋隣」「冬隣」で表現していく所存です。
平成20年に中日新聞社(東京新聞)写真部を定年退職を機会に那須町・自然村の群星の丘に妻と永住して、スローライフをスタートしました。2人で趣味の園芸と畑仕事をするかたわら、都会では味わえなかった、春夏秋冬季節の移ろいを「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」で身体で感じた、38年間で培ったカメラを通し那須の素晴らしい様子を写真で表現して、多少でも読者の方々の癒しとして届けられればと思っています。テーマはスタートの「春隣(はるどなり)」から、「夏隣」「秋隣」「冬隣」で表現していく所存です。親子のラブラドール・レドリバーを連れて、自然村とその周辺の移りゆく自然を写していきます。
撮影当時、5年間F1の取材をしていました。特殊な燃料で時速平均250km以上のスピードで爆音轟かせてサーキットを疾走。1991年F1ブラジルGPで、アイルトン・セナが本国で初優勝。凱旋するセナの写真で局長賞(評価は国内外通信社も写していなかった)。サーキット内で撮影41歳です。今は、自然にやさしい温暖化防止で頑張っています。